台湾アカデミー賞「金馬奨」リー・カンションとチャン・ツィイーが最高賞―台湾

Record China    2013年11月24日(日) 12時0分

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23日、台湾のアカデミー賞こと第50回金馬奨の授賞式が台北市で行われ、中国の女優チャン・ツィイー、台湾の俳優リー・カンションが最高賞に輝いた。

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2013年11月23日、台湾のアカデミー賞こと第50回金馬奨の授賞式が台北市で行われ、中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)、台湾の俳優リー・カンション(李康生)が最高賞に輝いた。聯合報が伝えた。

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台湾版アカデミー賞の金馬奨は、中華圏における3大映画賞の一つ。今年で50回目という節目を迎え、例年よりさらに華やかなムードの中で開催された。注目の最優秀主演男優賞および同女優賞に選ばれたのは、 リー・カンションとチャン・ツィイー。最優秀作品賞には、シンガポール映画「[父/巴]媽不在家」が選ばれた。

リー・カンションは、台湾の巨匠監督ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)の“分身”として、その監督作だけに長年出演してきた。今回の受賞は、第70回ヴェネチア国際映画祭でコンペ部門にノミネートされたツァイ監督の最新作「郊遊」によるもの。過去に「愛情萬歳」で同賞にノミネートされたが、20年越しの受賞の夢を叶えた。

チャン・ツィイーは、香港のウォン・カーウァイ(王家衛)監督の「グランド・マスター」で受賞を決めた。過去に同賞で3回ノミネートされたが、4回目の正直となった。ツィイーの場合、中華圏の主な映画賞における最優秀主演女優賞を、この受賞にて全制覇という快挙を達成したことになる。

これまでのツァイ・ミンリャン作品の中でも、「郊遊」のリー・カンションは「最高の演技」と評されている。審査委員長を務めたアン・リー(李安)監督は、その演技について「アメイジング(驚くほど素晴らしい)」と激賞。ツィイーについては、審査員の過半数を票を集める圧勝ぶりだった。(翻訳・編集/Mathilda

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