武漢市が大分市に恩返し、マスク5万3000枚寄贈=中国ネットで「支持」相次ぐ

Record China    2020年4月24日(金) 19時40分

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中国の武漢市が23日、友好都市である大分市に対してマスク5万3000枚を寄贈した。写真は武漢市。

中国・武漢市が23日、友好都市である大分市に対してマスク5万3000枚を寄贈した。中国メディアの人民日報が24日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えた。

大分市と武漢市は1979年に友好都市となり、教育や文化、スポーツなどさまざまな面で交流している。報道によると、大分市は1月に武漢市に対してマスク3万枚と防護服600着、医療用ゴーグル400個を提供し、寄付金も募った。また、大分市は物資を送る際、段ボール箱に中国語で「武漢加油(武漢頑張れ)」というメッセージを添えていた。

報道は、武漢市のマスクが入った段ボール箱に「青山一道、同担風雨(同じ山を見る近くに住む者同士、共に風や雨に耐えよう)」という漢詩と、中国語と日本語で「大分頑張れ」というメッセージが添えられている様子を紹介。「大分市国際課の渡辺裕美課長は武漢市の支援に感謝し、マスクは医療機関に送ると表明した」と伝えた。

中国のネットユーザーからは、「支持する」「滴水之恩、当涌水相報(しずくのような恩に、湧き水のような恩返しをする)」「投我以木桃、報之以瓊瑶(木瓜を贈ってくれたので、良い関係が永く続くように美しい玉でお返しする)」など、賛同を示す言葉や漢詩が相次いで寄せられた。

また、「中国の伝統的な美徳だ」「大国の態度」「中国を誇りに思う」「中国との交流は永遠に損をしない」という声や、「日中関係がこれまでにないほど良好だ」といった声も上がっている。(翻訳・編集/毛利)

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