Record China 2020年4月15日(水) 0時0分
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2019年10月に服薬自殺を図り、脳死と判定されていた北京大学の女子学生が11日、死亡した。写真は北京大学。
北京大学の女子学生、包麗(バオ・リー)さん(仮名)が11日、病院で死亡した。包さんは2019年10月に服薬自殺を図り、病院に搬送されたが、治療中に脳死と判定されていた。中国メディアの紅星新聞が12日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えた。
報道によると、包さんの母親は、包さんの自殺は交際相手から苦痛を与えられていたことが原因だと考えている。包さんの携帯電話には、交際相手から「避妊手術して、したらカルテを渡して」「僕のために妊娠して、それから中絶して」などと要求されたり、大量の侮辱的な言葉を浴びせられたりしているチャット履歴が残っており、交際相手の名前は「主人」に設定されていた。
母親は、包さんの死後も交際相手からの連絡や謝罪はまだないと明かし、「必ず追求する。娘が自殺したのは彼(交際相手)に追い詰められたからだ」「チャット履歴はすべて娘を追い詰めるものだった」「彼は完全に娘を支配していた」と涙ながらに話した。現在は警察の調査結果を待っているという。
この報道に対して中国のネットユーザーは、「女の子が不幸すぎる」「このニュースを見たら独り身でいるのも良いと思った。世の中は怖すぎる」といった声や、「ご冥福をお祈りする。来世では必ずあなたを大切にしてくれる人と出会ってね…」といった声を寄せた。
また、「私が彼女なら絶対別れる」「大人になっているからどちらにも責任はある」「男はPUA(女性を骨抜きにして利用する男性)だ!」「マインドコントロールは何よりも怖い。この男は悪魔だ」といった声も出ている。(翻訳・編集/毛利)
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