Record China 2020年4月13日(月) 16時0分
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新型コロナウイルスの感染者が日本全国で増加する中、愛知県が24人を誤って「陽性」と判定していたことが分かった。中国のネットユーザーの評価は二つに分かれている。
愛知県によると、11日に行われたPCR検査で実際には陰性だった24人を誤って陽性と判定した。検査中に陽性の患者の検体が飛散し、他の検体に混ざったことが原因とみられるという。誤って陽性と判定された人のうち6人はすでに入院しており、そのうち80代の男性は陽性患者と同室だったという。
中国では新京報などのメディアが13日、県職員らが会見で頭を下げて謝罪する動画と共にこれを伝えており、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の検索キーワードランキングでは「日本で24人の正常な人を新型肺炎と誤判定」がトップ10に入るほど注目を集めている。
ネットユーザーからは、「(日本は)お辞儀で解決できないことはないからな」「さすがは匠(たくみ)の精神だ」などとやゆする声や、「これは決して小さくない問題だ」「検査当時は誤判定だったかもしれないが、今はもう正しい判定になってるかもしれない(陽性患者と同室にいたため感染しているかもしれない)」など批判的な声が多く寄せられた。
一方で、「素直に認め、もみ消さないのは勇気があることだ」「皮肉るものでもない。ミスを認めただけでも素晴らしいじゃないか」と評価する声や、「中国でも(同じことは)ありそう」「中国ではありえないよ。理由は、みんな知っての通りだ(あっても表に出ない)」といった声も少なくない。
なお、13日に会見した愛知県の大村秀章知事は検査について「大変問題があり、県民の皆さまにおわび申し上げたい」と謝罪。「人員を増強し、ダブルチェック体制でしっかりやっていく」と述べた。(翻訳・編集/北田)
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