Record China 2020年4月15日(水) 6時20分
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13日、韓国・中央日報は、文在寅大統領が「最大の懸念は雇用、今が苦痛の始まりかもしれない」と述べたことについて報じた。写真は韓国のカフェ。
2020年4月13日、韓国・中央日報は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「最大の懸念は雇用、今が苦痛の始まりかもしれない」と述べたことについて報じた。
記事によると、文大統領は同日、新型コロナウイルス感染症について「つらく困難な時期を乗り越えるに当たり最大の懸念は雇用問題」と述べた。また「すでに大量失業の事態が生じた国が出てきている。韓国も雇用加入者の増加幅が大きく減り、失業給付金の申請者が大幅に増え始めた。今が苦痛の始まりかもしれない」とも述べたという。
韓国政府の発表によると、先月の求職給与(失業給付金)支給額は8982億ウォン(約796億円)と過去最高だったのに対し、安定雇用関連指標の一つである雇用保険の加入者数の増加幅は16年ぶりに最小値を記録した。
文大統領は「経済危機の局面で政府は雇用を守ることに政策的力量を集中させる。経済再生の始まりも終わりも雇用」とし、「仕事を失う場合に支出しなければならない福利厚生費を考慮すると、むしろ費用を削減して将来に備える生産的な投資」だと説明したという。
これを受け、韓国のネット上では「本人はどうやら元々の原因が何か分かってないようだね」「いや、苦痛は文政権になった時から始まっている」「コロナの前には反企業政策で雇用が大きく委縮してたけど?。なんで気付かないふりするの?」「コロナで自分の政策ミスを隠すのはやめて」などとツッコむ声が続出している。
また「最大の懸念はまだ(任期が)2年も残ってるってことです」「口では雇用を心配しているけど、目は『国会議員総選挙(15日投開票)に負けたくない』って言ってるよ」と皮肉交じりの声も見られた。(翻訳・編集/松村)
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