中国版「家売るオンナ」のドラマ「安家」が、今年第一季（1月～3月）のネット配信ドラマ枠、およびテレビ放送で記録的な人気を達成している。

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中国の女優スン・リー（孫儷）と俳優ルオ・チン（羅晋）が主演した「安家」は、中国でも高い人気を獲得した日本のドラマ「家売るオンナ」のリメイク版。ストーリーに現在の中国の社会状況や不動産事情を盛り込み、より現地化を図ったのが功を奏し、2月下旬のオンエア直後から大きな話題を集めた。

ニュースサイト大手の新浪（SINA）が公開したデータによると、今年第一季（1月～3月）の動画配信サイト各社の総合ランキングでは、ドラマ部門で「安家」が第2位に。なお、1位を獲得したのは女優ウー・チェン（呉倩）と俳優チャン・シンチョン（張新成）の若手実力派2人が共演したラブロマンス「氷糖燉雪梨」だった。

中国ではテレビの視聴率データとして、全国59都市の衛星放送を対象にした「CSM59」や、テレビ・ラジオを管理する国家広播電視総局が公布する視聴率ランキングなど、大きく三つの指標がある。これら視聴率データで「安家」はいずれも3．5ポイントを上回っており、ここ3年にテレビ放送された国産ドラマで最高の視聴率を獲得したことになる。（Mathilda）