中国は自制せよ!防空識別圏内の武力衝突=「日本は先制攻撃しない」―日本元防衛相

Record China    2013年11月29日(金) 19時51分

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28日、中国が設定した防空識別圏に対し、森本敏元防衛相は香港・フェニックステレビの取材に応え、「中国が武力を行使しない限り、日本から攻撃を仕掛けることはない」と発言した。写真は自衛隊の観閲式。

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2013年11月28日、中国が設定した防空識別圏に対し、森本敏元防衛相は香港・フェニックステレビの取材に応え、「公海上空に防空識別圏を設定することは問題ないが、圏内を飛行する際に通知を義務付け、通知なき場合は関連の措置を取るという行為は国際法の原則に違反する」と発言した。フェニックステレビ(電子版)が伝えた。

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米軍爆撃機や日本の自衛隊航空機は事前通知なしに中国指定の防空識別圏に進入したが、中国側は何らかの措置を取ることはなかった。それでも森本氏は「中国が設定した防空識別圏内で、領空侵犯に相当する措置を取るかどうかはまだわからない。日本は引き続き見守る」と警戒を示した。

さらに、同圏内で武力衝突が起きる可能性について聞かれた森本氏は、「日中には空軍間の対話手段がない。日本は問題がこれ以上発展することを望んでおらず、中国が自制することを願っている。自衛隊は引き続き警戒態勢を維持し、武器の使用基準も緩和されない。それでも、中国が武力を行使しない限り、日本から攻撃を仕掛けることはない」と語った。(翻訳・編集/内山

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