Record China 2013年11月30日(土) 14時10分
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28日、日本在住の中国人ジャーナリストは台湾人の優しさが日本人を魅了していると指摘した。写真は台北のマッサージ店に書かれた日本語。
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2013年11月28日、日本在住の中国人ジャーナリスト・黄文[火韋](ホアン・ウェンウェイ)氏は日本と台湾の関係についてブログに記した。
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台湾では日本のものに対する信頼が非常に厚い。街をぶらつけば、露天商が「この財布は日本で流行している」とか「このTシャツは日本のものだよ」などと声をかけてくる。書店では大ヒットドラマ「半沢直樹」を特集した雑誌が売られている。台湾ではどこへ行っても日本語を話す人と出くわす。
占いスポットへ行った時、優しそうな年配の占い師から「日本から来たんですか?」と声をかけられた。彼女の日本語は流ちょうで、日本人観光客に対する大きな期待が感じられた。「私は昭和3年生まれで、今年85歳になります。ここで日本人によく会いますが、とても親切で…」と話していた。
その後、ツアーグループと共に台北にあるお茶の実演販売所へ向かった。日本語での茶道の説明が終わると、日本人観光客がその場で大量のお茶を購入した。私は説明していた男性になぜ日本人と同じような日本語を話せるのかを聞いてみた。彼は「私は昭和3年に生まれて、18歳まで日本式の教育を受けてきました。だから日本語を忘れるわけがありません。日本人の友達もたくさんいますよ」と答えた。
この「昭和3年生まれ」の2人のことが頭から離れなかった。歴史にしても、現実にしても、台湾と日本に利害衝突がないわけではなく、両者の間には中国と同じように領有権問題や漁業権に関する争いが存在している。しかし、台湾と中国に対する日本の態度は全く異なっており、台湾に対しては気を使い、遠慮している部分も多い。
台湾人が日本に対して持ち続けているある種の思い入れやあこがれによる「優しさ」が日本人を魅了しているのかもしれない。(翻訳・編集/HA)
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