Record China 2020年4月18日(土) 11時40分
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衛生用品の入手困難が続く中、京都の学校を今春卒業したばかりのある中国人女性は、マスクを介して「うるっ」となる出会いがあったことを紹介している。写真は本人提供。
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2020年4月16日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象が日本全国に広がった。衛生用品の入手困難が続く中、京都の学校を今春卒業したばかりのある中国人女性は、マスクを介して「うるっ」となる出会いがあったことを紹介している。
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女性によると、2月に中国にマスクを送る際、ある日本人が「国内の医療従事者に提供してほしい」とマスクを持って来てくれたそうだ。その後、女性はその人からもらったマスクを友人らにおすそ分けしたが、駅でも配布することにした。「今、日本ではマスクが手に入らない。マスクを着けずに電車に乗るのは危ない」と考えたためだ。
駅に向かう前、女性の頭には「中国嫌いの人に出会ったらどうしよう」「もし誰もマスクをもらってくれなかったら…」などの不安がよぎったが、ためらいながらも結局行くことにした。結果、用意した200枚はあっという間になくなり、さらに1人の男性からは思わぬプレゼントを手渡された。
青い服を着たその男性はマスクを着けずに駅に入ろうとしたが、女性のところに戻って来てマスク2枚を手にし、お礼の言葉を口にしたそうだ。女性はそれで終わりと思ったが、数分後に男性は再び現れた。息を切らして走り寄るその手はチーズ3箱を持っていて、女性に渡してからもう一度お礼を言ったという。
女性は当時の状況について、「目がすぐに潤んでしまった」と振り返り、「この世界は絶対に良くなると信じています。日本が早く感染症の流行から抜け出せますように」とつづっている。そして、両国の人々の友好、交流がより増えることに期待を込めた。(翻訳・編集/野谷)
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