中国の「嫦娥3号」、NASAの月探査に悪影響?―米メディア

Record China    2013年12月2日(月) 23時50分

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2日、中国の月探査機「嫦娥3号」打ち上げについて、米航空宇宙局(NASA)の責任者は、「中国の月面探査車が着陸する際に立ち上るほこりが、NASAの探査機の観測に影響を及ぼす可能性がある」と懸念を表明した。写真は中国から撮影された月。

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2013年12月2日、中国・四川省にある西昌衛星発射センターから、月探査機「嫦娥3号」が打ち上げられた。米国メディアは米航空宇宙局(NASA)の責任者の話として、「中国の月面探査車が着陸する際に立ち上るほこりが、NASAの探査機が行っている大気やちりの観測に影響を及ぼす可能性がある」と懸念を表明した。中国の軍事専門コミュニティーサイト・米兒網が伝えた。

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しかし実際のところ、中国の月探査機打ち上げによって巻き起こされる「政治のほこり」はそれほど多くない。むしろ宇宙開発分野での提携に関するニュースが多数を占めている。

英メディアによると、欧州宇宙機関(ESA)は中国と緊密に協力し、「嫦娥3号」の飛行過程や着陸を綿密に追跡する。「嫦娥3号」が打ち上げられると、フランス領ギアナのESA宇宙センターは今回の任務の信号を受信し、中国管制センターに代わって「嫦娥3号」に命令を発信するという。(翻訳・編集/NY)

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