米側による「新型コロナの実験室起源論」に反駁=外交部

CRI online    2020年4月21日(火) 0時35分

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所謂「新型コロナウイルスが武漢ウイルス実験室に由来するものだ」という米国高官の最近の発言について、外交部の耿爽報道官は20日の記者会見で、「新型コロナウイルスの発生に関する問題は科学的なものであり、政治化に利用されるべきではない。米側の言論は事実無根でロジックに合わない」と指摘...

 所謂「新型コロナウイルスが武漢ウイルス実験室に由来するものだ」という米国高官の最近の発言について、外交部の耿爽報道官は20日の記者会見で、「新型コロナウイルスの発生に関する問題は科学的なものであり、政治化に利用されるべきではない。米側の言論は事実無根でロジックに合わない」と指摘しました。

 耿報道官はさらに、「現在、世界保健機関(WHO)と米国を含むほとんどの国の公衆衛生分野の学者や専門家は、ウイルスが実験室に由来する証拠はないと認識している。武漢ウイルス研究所の責任者はこのほどのインタビューで、米側の関連発言の信ぴょう性を明らかに否定した」としました。

 また、報道によりますと、米ホワイトハウスの通商政策担当のナバロ大統領補佐官が先頃のインタビューで、「中国はWHOを後ろ盾にウイルスを隠蔽し、個人用の防護用品の買いだめで莫大な利益を稼いだ」と発言したということです。これに対し、耿報道官は、「新型肺炎の感染拡大が発生して以来、中国は終始一貫して公開性、透明性と責任ある態度で、WHOと米国を含む国際社会に感染症の情報共有や積極的な国際協力を展開し、最大限他国への支持と支援を行ってきた。これは周知の事実だ」と強調しました。

 耿報道官はさらに、中国が米国に提供した感染対策の支援物資を例に挙げて、ナバロ氏の言論に反駁しました。中国税関の大まかな統計によりますと、3月1日から4月17日までに、中国は米国に対して、各種マスク18億6400万枚、医療用とその他の手袋2億5800万組、医療用防護服2919万セット、保護メガネ313万個を提供しているということです。(提供/CRI

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