2013年12月3日、人民日報は、中国遼寧省瀋陽市で、美容整形病院が韓国人医師を雇い、「韓国の一流美容整形医」との触れ込みで中国の医師資格を持たないままホテルやオフィスビルで整形手術を行っていると報じた。新米医師を雇用するケースもあるという。

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記事では、一部の美容整形病院が二流、三流、さらには新米の韓国人医師を「一流」と称したり、業界に入って間もない若い韓国人医師の中には「金もうけ」や「経験を積むため」に中国行きを望むケースもあると、警告を発している。

単純な二重手術の費用は、中国の公立病院なら3000元〜5000元（5万円〜8万4000円）程度だが、韓国人医師ではその10倍もする。それでも美容意識の高い中国人消費者の間では「韓国は整形大国」という思い込みが一般化しているため、韓国人「三流」医師を横行させる原因の一つになっていると記事は指摘している。外国人医師が中国国内で整形手術を行うには当局への登録が必要だが、管理体制の不備も指摘されている。

美容整形市場の国別ランキングで中国は3位だ。しかしブームの陰には危険も潜んでおり、過去10年、美容整形に関する訴訟は年2万件近く起きているという。（翻訳・編集/NY）