CRI online 2020年4月22日(水) 17時15分
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21日午前、習近平総書記は陝西省安康市平利県の老県鎮を訪れ、現地の社区(コミュニティ/中国の最も基礎的な地域社会の名称)や茶園を視察しました。 習総書記は、貧困地域から錦屏社区へと移住してきた汪顕平さんの自宅を訪ね、汪さん一家と輪になって歓談し、「移住によって安定した暮らしがで...
21日午前、習近平総書記は陝西省安康市平利県の老県鎮を訪れ、現地の社区(コミュニティ/中国の最も基礎的な地域社会の名称)や茶園を視察しました。
習総書記は、貧困地域から錦屏社区へと移住してきた汪顕平さんの自宅を訪ね、汪さん一家と輪になって歓談し、「移住によって安定した暮らしができ、長く暮らせば安居楽業(落ち着いて生活し、愉快に働くこと)が実現できる。長く暮らし続けるためには、安定した仕事に就くことが最も大切だ」と述べました。
さらに習総書記は「年内に一致指標の上での貧困脱却を全面的に達成できる自信がある。私が最も関心を持っているのは、今年以降の安定や、長期的なメカニズムの有無である。それらは基本的な措置が安定し、持続することによるものだ。共産党員は実際の行動を通して、人民大衆が確かな福祉を着実に獲得できるようにしていく」と示しました。
錦屏社区には11の村に暮らしていた危険な山間部の住民や、地質災害の被害を受けた住民、土地に由来する貧困家庭など1346世帯4173人が移住してきています。
錦屏社区の視察を終えて出発する際に、習総書記は見送りに来た人々に対し、「みなさんの暮らしが、この町の名前(安康市平利県)の通り、健康無事で順調なものであるよう心から祈る。小康社会(いくらかゆとりのある社会)を構築する過程では誰一人として欠けてもならない。全員が順調に貧困から脱け出し、誰もが『いくらかゆとりある暮らし』を確保できるようにする。皆さんのご多幸と健康無事(安康)を祈る」と伝えました。
同じく21日午前に、習総書記は老県鎮の中心小学校を訪れ、五年一組の教室で、学校での勉強や生活について生徒たちの話を聞きました。習総書記は「今の子どもたちは眼鏡をかけるのが当たり前になっているのが心配だ。それに、スポーツやトレーニングをあまりせず、身体が弱くなっていることも気にかけている。(子どもたちは)精神的には『文明(文化的素養)』を求め、反対に肉体的には『野蛮』を求めるべきだ。ここで言う野蛮さとはつまり、体を強く鍛えることである」と話しました。
習総書記はまた、午前中のうちに女媧鳳凰茶業現代モデル園を視察しました。茶畑での栽培状況を調査し、農家の人々と交流すると、習総書記は「茶葉によって豊かになり、茶葉によって産業を振興させられる。それは、この地域の貧困脱却と小康社会の実現にもつながる。茶産業の発展にしっかりと取り組んでほしい」と語りました。(Mou、謙)
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2020/4/22
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