Record China 2020年4月23日(木) 11時20分
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22日、北京青年報は、ドーピング検査妨害により8年間の出場停止処分を受けている中国の競泳選手・孫楊が東京五輪に向けた中国代表の強化合宿参加者リストに入ったと報じた。
2020年4月22日、北京青年報は、ドーピング検査妨害により8年間の出場停止処分を受けている中国の競泳選手・孫楊(スン・ヤン)が東京五輪に向けた中国代表の強化合宿参加者リストに入ったと報じた。
記事は、国家体育総局水泳運動管理センターが先日出した、競泳中国代表合宿参加者リストに孫の名前があったと紹介。地元浙江省で行われる合宿に参加する予定であることが明らかになったとした。また、孫の関係者に問い合わせ、情報が真実であることを確認したと伝えている。
孫は2018年9月に検査容器をたたき割って検体を提出しなかった疑いで、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から8年間の出場資格停止処分を言い渡された。この裁定を孫は不服として、全面的に争う姿勢を見せている。
この件について中国のネットユーザーからは「まだ合宿に参加するとはずうずうしい。品格も道徳もない」「迷惑行為大賞だ」「われわれの税金を無駄使いするな」「資格停止処分を受けているのに、どうして合宿に参加できるの?」など、冷ややかなコメントが多く見られた。
一方で「孫楊はハードルの劉翔(リウ・シアン)とともにわれわれ庶民にとってのスーパーヒーローだ」「孫楊がんばれ!」「しっかり反省して、試合に出てまたいい記録を残してほしい」など、孫を擁護、応援する声も出ている。
また「孫楊事件で思うのは、どんなにたくさん良いことをしても、たった1つ悪事を働けば悪人のレッテルを貼られてしまうということだ」との感想を残すユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻)
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