Record China 2013年12月5日(木) 0時49分
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3日、韓国・亜洲経済は、同国の経済情勢を分析した記事を掲載。韓国経済は指数面では好調だが、こうした輝かしい数字の陰で、国民生活は日増しに悪化していると伝えた。資料写真。
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2013年12月3日、韓国・亜洲経済は、同国の経済情勢を分析した記事を掲載した。人民日報(電子版)が4日付で伝えた。以下はその概要。
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今年の韓国経済は指数面では好調だ。外貨準備高は3400億ドル(約34兆8800億円)と過去最高を記録した。経常収支の黒字額も同じく過去最高の700億ドル(約7兆1800億円)。1人当たりの国民所得は2万4000ドル(約246万円)台になる見通しだ。
しかし、こうした輝かしい数字の陰で、国民生活は日増しに悪化している。昨年の可処分所得の平均は3645万ウォン(約352万円)に達したが、これはあくまで「平均」の数字だ。
◆富は少数に集中
韓国統計庁、金融監督院、韓国銀行が発表した「2013年家計金融・福祉調査結果」によると、可処分所得が3000万ウォン(約290万円)に満たない世帯は50.2%。一方で、1億ウォン(約966万円)以上の世帯は3.5%と少数だ。
平均値の3645万ウォン(約352万円)に満たない世帯は半数以上に上る。今年3月発表の統計によると、世帯の平均純資産は2億6738万ウォン(約2584万円)。しかし純資産2億ウォン(約1933万円)に満たない世帯が59.8%であるのに対し、10億ウォン(約9665万円)以上の世帯は4%。上位20%の世帯の純資産額が全体の62.8%を占めている。
◆世帯収入は減少傾向
この20年間、家計所得増加率は国民総所得(GNI)増加率を一貫して下回っている。さらに、その差は拡大傾向にある。
韓国銀行のデータによると、2006年〜11年の家計所得増加率は5.0%で、GNI増加率6.2%を下回った。他方、企業の増加率は9.7%で、世帯の2倍だ。
2011年の家計所得がGNIに占める割合は61.6%。これは経済協力開発機構(OECD)の平均水準69.0%を7.4ポイント下回っている。(翻訳・編集/NY)
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