「習近平に迷惑はかけられない」とバイデン副大統領、米国の日本支持は口だけだった―中国メディア

Record China    2013年12月5日(木) 13時45分

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4日、新聞晩報は記事「バイデン副大統領:習近平国家主席は仕事を推し進める時期にある、面倒をかけることはできない」を掲載した。バイデン副大統領が海江田万里民主党党首と会談した際、注目の発言が飛び出したという。資料写真。

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2013年12月4日、新聞晩報は記事「バイデン副大統領:習近平国家主席は仕事を推し進める時期にある、面倒をかけることはできない」を掲載した。

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2日、バイデン米副大統領が日本を訪問。3日夕方に安倍晋三首相と会談した。その後、記者会見が行われた。中国の一方的な防空識別圏設定を承認しない。日中両国が連携して対応。中国の防空識別圏によって自衛隊及び米軍の運用を含む両国政府の政策、対応は一切変更されない。民間機の安全確保のため中国に明確なメッセージを送る、などで意見が一致したことが発表された。

一見、安倍首相は大きな成果を上げたかのようにみえるが、しかし実際のところ日本が最も望んでいた要求を米国は拒否している。それは共同声明の発表、中国に対する防空識別圏撤回の要求、そして米航空企業に対する中国当局へのフライトプラン提出中止の措置だ。

なぜ米国は安倍首相の要求を拒んだのか。その理由については会談で明かされることはなかったが、3日午前に海江田万里民主党党首と会談したバイデン副大統領は本心を漏らしていた。「習近平国家主席は事業を始めた苦しい時期にある。彼に面倒をかけられない」、と。どうやら米国人は口では日米同盟を高らかに歌いながら、心ではひそかに中国に配慮しているらしい。

新聞晩報をはじめ中国の複数のメディアが「面倒をかけられない」との発言を大々的に報じ、米国は日本を見捨てたと示唆している。しかし管見の限り、日本語メディア、英語メディアでは同様の発言は報じられていない。(翻訳・編集/KT)

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