ドーピング違反で東京五輪への道絶たれた孫楊、24年パリ五輪に意欲=「辛抱できる」―中国メディア

Record China    2021年6月24日(木) 13時20分

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今夏の東京五輪出場が不可能になった中国競泳の孫楊が、2024年に開催予定のパリ五輪出場に意欲を示した。

今夏の東京五輪出場が不可能になった中国男子競泳のスター選手、孫楊(スン・ヤン=29歳)が、2024年に開催予定のパリ五輪出場に意欲を示した。中国のスポーツメディア・騰訊体育が23日付で伝えた。

孫は18年9月にドーピング検査を妨害したとされる問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から4年3カ月の出場停止処分を受けた。これにより、東京五輪出場への望みは絶たれた。

孫にインタビューした楊旺(ヤン・ワン)氏によると、孫は東京五輪の800メートル、および22年に自国で開催される杭州アジア大会での優勝を置き土産に引退するつもりだったという。

今回のCASの裁定により孫のプランは大きく狂ったことになるが、それでも慰めの言葉をかけようとした楊氏に対して孫は「ありがとうございます。実は、最近の状態はすごく良くて、自信があります。私は、自分がパリまで辛抱できると思っています」とパリ五輪を目指す気持ちを語ったという。

CASは昨年2月に孫に8年間の出場停止処分を下した。ところが、孫側が「CASのメンバーの1人に偏見があった」と主張、この訴えがスイス連邦最高裁に認められ、今年1月15日に処分取り消しの上、CASに審理が差し戻された。そして、今年1月1日から施行された新たな規定により、今月22日に孫に4年3カ月の出場停止処分が下された。出場停止は20年2月28日から起算されるため、24年5月28日までとなり、同年7月に開幕予定のパリ五輪に間に合うことになった。(翻訳・編集/北田

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