中国人女性の結婚観、最も嫌われる男性のタイプは?―中国メディア

Record China    2013年12月6日(金) 1時46分

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4日、男性は就職する業界を間違えることを恐れ、女性は嫁ぐ相手を間違えることを恐れると言われるが、女性は誰もがすばらしい結婚を夢見るものだ。一方、「独身を貫いても、基準を下げて結婚することは絶対にない」と主張する女性が増加傾向にある。

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2013年12月4日、男性は就職する業界を間違えることを恐れ、女性は嫁ぐ相手を間違えることを恐れると言われるが、女性は誰もがすばらしい結婚を夢見るものだ。一方、「独身を貫いても、基準を下げて結婚することは絶対にない」と主張する女性が増加傾向にある。彼女たちは結婚に対して自分なりの態度を持っているが、現状に妥協をせざるを得ないときもある。最近実施された調査によると、「剰女」(婚期を逃した女性)の間で最も人気のない男性は、「鳳凰男」(農村出身で、一家のすべての財力を費やし教育を受け、山の巣から飛び立つ鳳凰)だという。鳳凰男の他に、女性に嫌われ、死んでも嫁がないとされる男性には、どのようなタイプがあるだろうか?

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◆鳳凰男

米月刊誌「ザ・アトランティック」(ウェブ版)は5月22日、「鳳凰男は一般的に身分が低く、頑張って勉強し、家庭内の財産を全て学費についやし、自らの成功により家庭の運命を変えようとする。鳳凰男は中国の婚活市場で、特に都市部の裕福な家庭で生まれ育った『孔雀女』の間で人気が低い。女性はこれらの男性のことを、安心感が持てず、失敗をいつも恐れ、ケチで、コンプレックスを持っていると感じており、妻や子供より親戚を優先しがちなところなども嫌われている。彼女たちは、これらの男性の性格が大人になった時点で、すでに根深いものになっていると考えている」と伝えた。

女性の家庭が裕福でなければ、鳳凰男は相手として相応しくないと感じる。また鳳凰男の親戚はさまざまな理由をつけて金を借りようとし、鳳凰男の「つて」を使って職探しをしようとするだろう。これに手を貸さなければ、親戚は鳳凰男が恩知らずの人間だと感じる。多くの中国人にとって、結婚は相手側の生活、大家族同士の融合である。成功した「鳳凰男」に嫁げば、男性側の大家族の終わることのない厄介事に巻き込まれるだろう。 

◆貧乏な男

愛とパンのどちらかしか得られない時、剰女はパンをつかんでも、経済的基礎のない男性に嫁ごうとはしないだろう。現在の社会は生活の圧力が大きく、マイホームとマイカーの購入、子供の養育と両親の世話が必要で、何かにつけてお金がかかる。経済的基礎のない男性に嫁ぎ、愛しかなければ、どうやって生計を立てるというのだろうか。32歳女性の陳(チェン)さんは、北京市という競争が激しい都市において、長年に渡り一人で奮闘しているが、頼りになる相手を求め続けてきた。陳さんは、「経済的基礎のない男性を選ぶことはない。このような都市において、家を買い子供を養育するお金がなければ、恐ろしいことだ。愛が欲しくても、最低限の生活を保証するべきだ」と話した。剰女たちはリッチな男性を求めるとは限らないが、最も基本的な生活が保証され初めて安心感を得て、一生を託す気になれるのだ。

◆年下の男

多くの人は、年齢は愛の障害ではないが、結婚の障害だと考えている。年上女と年下男の恋愛は問題ないが、結婚となると別問題だ。恋愛は行き詰まれば、せいぜい別れておしまいになるが、年下男との結婚で失敗すれば、女性が受ける打撃と圧力は大きくなる。そのため剰女たちは、年下のボーイフレンドと付き合うと、不安になることが多い。

年下の男性との恋愛の成功は女性にかかっている。自分が年上であることを常に意識せず、悲観的な態度とコンプレックスにより結婚生活を見つめず、積極的により多くの暮らしの喜びを見つけていけば、女性が何歳になろうが、夫より何歳年上だろうが、この楽観的な態度と自信は無敵の競争力になるだろう。

◆親のすねかじり

彼らは仕事が見つからないのではなく、自ら就職の機会を放棄し、家でぶらぶらしている。衣食住は両親に頼りきりで、多くのお金を費やす。すねかじりの男性は幼い頃より両親に甘やかされて育ち、独立と責任の意識を持たない。一つの家庭を支えることが必要とされた際に、彼らの多くは逃げを選択する。

幼稚園でダンスを教える許(シュー)さんは、「独身女性が最も嫌うのは、すねかじりの男性だ。彼らは両親のお金を無駄遣いし、自分の人生の目標を持たず、若い時間を制限なく浪費している。彼らには、家庭を支える術がない。このような男性に嫁げば、男性の両親から『愛のバトンタッチ』を受けなければならない。一生に渡り彼らのかわいい息子を守り、本来なら男性が担うべき責任をすべて担うことになるだろう。このような一生は辛く、幸福なはずがない」と語った。

◆IT男

IT業界で働く男性は高収入だが、剰女たちに好かれていない。ネットユーザーの盛夏派さんは、「IT男とは恥ずかしくて人前に出られない。一日中パソコンの前に座りっぱなしで、ビール腹、大根足ばかりで、目にしていて心地よいタイプではない。IT男はネット上で、多くの女性と付き合っているという報道もある。これらの問題はさておき、結婚してから、一日中ネットとチャットを利用している男性には耐えられないだろう。またIT業界は忙しく、休日もなければ時間通りに退勤できない。女性は毎日家事に勤しみ、家で男性の帰宅を待ちわびる。このような生活も、耐えられるものではない。もし子供ができたら、3歳になっても父親の顔が分からないかもしれない」と述べた。

◆バツイチ男

未婚女性の多くはバツイチ男と結婚したがらない。ネットユーザーの旋律さんは、「他人の子供の母親になるのは、賢明なことではない。自分が産んだ子供でなければ、自分になつくことはない。すべての感情を注いでも、子供から認められるとは限らない。しかも夫の前妻が、二人の愛の障害物になり、気持ちの面で完全に寄り添うことが難しくなる」と指摘した。80年代生まれの女性の多くは一人っ子で、箱入り娘のため、わざわざバツイチ男と結婚したがることは少ない。

◆賭博、酒乱

彼らはどれほど多くの財産を持っていても、やがては使い果たしてしまう。剰女はそのことをよく理解している。ある女性は無邪気にも、愛がすべてを変えうると信じてしまい、これらの男性と結婚してしまう。女性は毎日男性を待ちわびても、どんなに大目に見てやっても、遊び人を振り向かせることは不可能だと気づくだろう。間違った選択は、一生の後悔をもたらす。剰女たちはお見合いを重ね、彼らの正体をとっくに見抜いており、彼らを敬遠している。彼女たちは自分に彼らを操る能力と資本がないことを知っており、わざわざ厄介事をこしらえようとはしない。

◆チャラ男

イケメンにお金とロマンが備われば、普通の女性は誘惑に勝てないだろう。剰女たちが最も恐れるのはこのタイプの男性で、ルックスだけで魅了されてしまう。某企業の幹部の李(リー)さんは優秀な独身女性で、いわゆる「優剰女」だ。李さんはロマンチックでお金持ちのイケメンに出会い、ついに運命の人に巡り合ったと感じていた。しかしこの男性はチャラ男で、常にさまざまな美女から誘いを受け、曖昧な内容のメールや電話が止まず、耐えられなくなったという。李さんは、「今後はもうイケメンに心を動かされることはない。このような男性は危険で、しっかり見張れないからだ」と語った。

妙齢の剰女たちは若さが失われることを否定しながら、愛を求める道で敗退を続けている。恋愛は運、結婚は知恵であり、剰女たちは愛を前にして客観的な態度を維持すると同時に、時には感情を重視してもよいのではなかろうか。客観的になりすぎて、天から授かった良縁を逸してはならない。(提供/人民網日本語版・翻訳/ YF・編集/武藤)

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