Record China 2020年4月30日(木) 15時40分
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中国メディアの中国経済網は29日、中国外交部の定例記者会見で、耿爽報道官の反問に豪メディアの記者が黙り込む場面があったと伝えた。
中国メディアの中国経済網は29日、中国外交部の定例記者会見で、耿爽(グン・シュアン)報道官の反問に豪メディアの記者が黙り込む場面があったと伝えた。
記事によると、同日の会見で豪メディアの記者から「なぜ昨日の私の質問が、公式ウェブサイト上にアップされていないのか」との質問が出た。中国外交部は毎日の定例会見の内容をまとめて公式ウェブサイトにアップロードしているが、同記者とのやり取りは削除されていたようだ。
この質問に対し、耿報道官は「昨日、私たちは確かに割と長い時間交流しましたね。あなたはこの交流の内容についてどれだけ報道したのでしょう。お聞かせいただけますか?」と反問。記者が黙っていると、耿報道官はさらに「私たちは合わせて20分ほど交流しましたね。あなたはこれについてどのくらい(記事に)書いたのでしょうか?私が話したことをすべて記事の中に書きましたか?」と尋ねた。
記者がなおも沈黙していると、耿報道官は「もちろん、あなたの報道ですので決定権はあなたにあります。それと同じ道理で、外交部のウェブサイトですので、記者会見の内容をどのように反映するかは私たちが決定します。それから、サイトをよく見てください。われわれはあれ(ウェブサイトに掲載する記者とのやり取りの記録)が記者会見のトランスクリプト(ありのままの記録)だとは言ったことがありませんよ」と続けた。
そして、「(中国で拘束されたカナダ人の)マイケル・コブリグ(Michael Kovrig)とマイケル・スパバ(Michael Spavor)の近況を知りたいですか?知りたければ答えますよ」と尋ねた。記事によると、記者はこの質問にも黙ったままだったという。
なお、上記のやり取りは一部の中国メディアが報じているものの、中国外交部の公式ウェブサイトには掲載されていない。(翻訳・編集/北田)
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