イギリスの医療関係者が中国企業の寄贈に感謝を示す（写真提供：中国駐在イギリス大使館）

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　現地時間29日、イギリス政府は「この3週間で中国から2100万点の個人防護用品や1000台以上の人工呼吸器が運ばれた」と発表しました。これらの物資にはイギリス政府が仕入れたものと中国の地方や企業が寄贈したものが含まれています。中国駐在のバーバラ・ウッドワード英国大使は29日にCMGの記者のインタビューに答えました。

インタビューに答えるバーバラ・ウッドワード大使

　ウッドワード大使は、「中国からの防疫物資は全て両国の長期にわたる密接な経済貿易協力関係によるものだ。中英両国は非常に良い貿易投資関係を持っている。そのため、イギリスで感染が拡大し、医療設備を緊急に必要とする時、中国に助けを求める。なぜなら、中国はイギリスの重要な貿易パートナーであり、我々は個人防護用品や人工呼吸器を多く購入できるからだ」と述べました。

中国が援助する防疫物資を航空機に搬入中（写真提供：中国駐在イギリス大使館）

　ウッドワード大使は、「両国の企業が互いに防疫物資を寄贈することは両国が共同で感染症と戦う協力の精神を示している。また、中国で新型肺炎が発生した際にはイギリス国民は慰問の意を伝え、イギリスで感染が拡大すると、中国の人々は物資を寄贈し、慰問の意を表明した。このやり取りには両国の友好関係が表れている」と述べました。（提供/CRI）