Record China 2020年8月18日(火) 9時40分
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16日、環球時報によると、吉林省延辺市にあるスターバックスコーヒーで会計時に硬貨での支払いを店側が拒否したことが、ネット上で物議を醸している。写真はスターバックスコーヒー。
2020年8月16日、環球時報によると、吉林省延辺市にあるスターバックスコーヒーで会計時に硬貨での支払いを店側が拒否したことが、ネット上で物議を醸している。
記事によると、あるネットユーザーが15日に同市にあるスターバックスの店舗で商品を注文し、代金を支払おうと硬貨を出すと、店員が「店の規定により、硬貨は受け付けられません」と受け取りを拒否した。記事にはその様子を撮影した映像も掲載されている。
記事は、中国の「人民元管理条例」で、人民元は紙幣、硬貨を含む中国の法定貨幣を指し、中国国内における一切の公共、個人の債務を支払う際に人民元を用いた場合、いかなる機関も個人も受け取りを拒否してはならないと規定されていると説明した。騒動を受け、スターバックスの中国法人は「現金を含む各種の支払いに対応している。新型コロナ期間は非接触式の電子決済方式を奨励していたが、硬貨の受け取りを拒否する規定はない」と釈明し、利用客に謝罪の意を示した。
この件について、中国のネットユーザーは「硬貨の受け取りを拒否するというのは違法だろう」「北京のスタバで100元札を出したら拒否されたことがある」「店員が面倒くさいと思ったんだろうな」といった感想を残している。
また、「近所のマントウ店がこの前硬貨での支払いを拒否した」「駐車場の料金を現金で払おうとしたら、係員が二次元コード決済しか受け付けていないと言った。『そんなの違法だぞ、警察に通報するぞ』と言ったら、現金を受け取った」など、スタバに限らず硬貨や現金を受け取らない現象が起きていることを紹介する声も見られた。(翻訳・編集/川尻)
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日本僑報社
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