韓国の「朝鮮ニンジン宗主国」の地位が危ない!=「中国に対抗し、わが国も戦略強化を」―韓国メディア

Record China    2013年12月11日(水) 1時52分

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8日、韓国日報によると、キムチの貿易で大規模な赤字を記録している韓国は、「朝鮮ニンジン宗主国」の地位も揺らいでいる。写真は朝鮮人参。

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2013年12月8日、韓国日報によると、キムチの貿易で大規模な赤字を記録している韓国は、「朝鮮ニンジン宗主国」の地位も揺らいでいる。9日環球網が伝えた。

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1970年代、韓国は世界最大の朝鮮ニンジンの生産・輸出国だった。しかし近年、生産の上では、韓国は中国にかなわず、輸出ではカナダと米国に後れを取っている。

朝鮮ニンジンの市場シェアを見ると、韓国は22.9%で米国や中国を上回っているが、カナダ(30.2%)には遠く及ばない。特に付加価値の高い加工品市場では「宗主国」の影はない。世界の半分のニンジンを生産する中国が「朝鮮ニンジン野生資源復元プロジェクト」を始動し、ニンジンの高級化戦略が急速に発展、韓国の「朝鮮ニンジン宗主国」の地位を脅かしている。

韓国農協経済研究所が8日に発表した報告書によると、中国は「朝鮮ニンジン野生資源復元プロジェクト」を通じて、過去3年間に吉林省の長白山一帯で9万トンの朝鮮ニンジンの種を植えた。以前、中国は朝鮮ニンジンの栽培面積と生産量で世界1位だったが、残留農薬などが問題となり、世界市場での評価は高くなかった。しかし、このプロジェクトが完了すれば、質の良い朝鮮ニンジンは世界市場でも受け入れられると期待されている。

中国は、韓国産と類似の包装を使用し、国内市場で韓国産に対抗する構えを見せている。韓国農協経済研究所の研究員は「中国は積極的に朝鮮ニンジン産業に対して援助を行っている。韓国も戦略を強化する必要がある」と述べている。(翻訳・編集/北田

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