Record China 2013年12月12日(木) 12時14分
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11日、北朝鮮ナンバー2だった張成沢氏が全役職を解任され失脚した背景には金正男氏が関連しているという。写真は平壌。
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2013年12月11日、韓国紙・ヘラルド経済によると、北朝鮮ナンバー2だった張成沢(チャン・ソンテク)氏が全役職を解任され失脚した背景には金正男(キム・ジョンナム)氏が関連しているという。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と張成沢の間には経済改革や外交政策で意見対立があったほか、張氏は金正男氏を政権の座に就けるべく同氏と接触していたという。北朝鮮の最高指導者である金正恩第1書記は金正日(キム・ジョンイル)氏の三男だが、金正男氏は長男。
張氏に対する処置は過去に類を見ないほど厳しく、金正恩体制にとってそれほどの脅威だったと、韓国政府消息筋は見ている。張氏は入党40年で人脈は広く、今回粛正された人は2万人に上るという。
韓国・聯合ニュースは、張氏に対する粛正が行われるにあたり、海外の張氏の腹心や同調者グループが一斉に呼び戻されたが、張氏の懐刀とされる池在竜(チ・ジェリョン)駐中国北朝鮮大使は、10日には南アフリカ駐中国大使館を弔問に訪れるなど、その後も外交活動を継続しており、粛正の対象にはならず、大使の職にとどまるものとみられている。(翻訳・編集/岡田)
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