白血病女児の帰国協力で韓国外相が日本に謝意、日本支援論も出るが韓国ネットは…

Record China    2020年5月10日(日) 12時30分

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8日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の康京和外相が、急性白血病を患う韓国人女児が日韓の協力により帰国したことを受け、茂木敏充外相に書簡を送り、謝意を表した。写真は康外相。

2020年5月8日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が、急性白血病を患う韓国人女児が日韓の協力によりインドから帰国したことを受け、茂木敏充外相に書簡を送り、謝意を表した。

外交部当局者によると、康長官は書簡で女児の緊急帰国における日本政府の協力に格別な謝意を示した。また、「今後も帰国支援に関し緊密な協力が継続されることを期待する」「域内での感染症拡大遮断と克服に向け、両国で引き続き協力しよう」と呼び掛けたという。

記事によると、女児は5歳で、インド滞在中に急性白血病で入院。容体が悪化したため家族が韓国への帰国を望んだが、インドでは韓国行きの便がなく、現地の韓国大使館が各国に支援を求めていた。日本大使館の協力を得て、4日夜に日本航空の臨時便でニューデリーを出発することができ、5日に羽田空港に到着。成田空港に移動したのち、大韓航空機で帰国したという。

この韓日協力が注目されたことで、近く韓国が日本にマスクなどの防疫用品を支援する可能性も浮上しているが、外交部関係者は「新型コロナに関する協力は開かれている」としてはいるが、「まだ日本から支援に関する正式な要請はない」と話しているという。

この記事について、韓国のネットユーザーからは「仕事をきちんとする文在寅(ムン・ジェイン)政権、誇らしい」などの好意的なコメントが見られる一方で、「ありがたいことだけど、海外在住の韓国人が帰国する時に日本人も乗せてあげてたよね。日本は公式に礼を言ってきたのか?」「この件の前に、こっちが先に助けてあげている。大げさに感謝する必要はない」などの声も多い。

また、日本への支援については、要請を受けていない段階で語るべきでないとの声も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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