Record China 2020年6月8日(月) 23時40分
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中国・上海の新型コロナウイルス医療専門家チームの責任者、張文宏氏は、「世界は新型コロナ第2波流行の途上にある。その上、リバウンドの強さはすでに第1波を上回っている」との認識を示した。写真は中国・武漢。
中国紙・北京日報(電子版)の8日付報道によると、上海の新型コロナウイルス肺炎医療専門家チームで責任者を務めた復旦大学付属華山病院伝染病学科の張文宏(ジャン・ウェンホン)主任は7日、上海でインタビューに応じ、「世界は新型コロナ第2波流行の途上にある。その上、リバウンドの強さはすでに第1波を上回っている」との認識を示した。
張氏は、中国の感染症予防・抑制の目標について、「世界的な第2波流行の影響を受けないこと」と強調。「中国の公衆衛生システムは、今回の感染症との戦いを経験して以前よりも強大になり、輸入症例のリスクに対処できるようになっている」とし、「したがって、(世界では)第2波の流行があるが、私たちの目標は中国で(第2波の流行が)ないことだ」とした。
張氏は、「多くの国ではピークがいつ到来するかは分からない状況だ。ブラジルやロシア、インドはまだピークに達していない。そのため(感染者数が)いつ下がることになるか分からない」と分析した。
世界で感染が最も深刻な米国については、「生産活動再開後に多くの州でリバウンドの兆しが出始めている。中東のイランもリバウンドしている」とした。
そして、「初期的な見方」として、「世界的な流行は常に前進し、リバウンドの強さはすでに第1波を上回っている。輸入症例のリスクと圧力に直面している中国の目標は、世界的な第2波流行の影響を受けないことだ」とした。(翻訳・編集/柳川)
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