新型コロナで主夫生活のジョン・ウー監督、1980年代のヒット作「狼/男たちの挽歌」リメークも進行中

Record China    2020年5月12日(火) 22時20分

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映画「狼/男たちの挽歌(ばんか)・最終章」(喋血雙雄)のハリウッドでのリメークを明らかにしているジョン・ウー監督が、新型コロナウイルスの影響で現在は自宅で構想を練る毎日を送っている。

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映画「狼/男たちの挽歌(ばんか)・最終章」(喋血雙雄)のハリウッドでのリメークを明らかにしているジョン・ウー呉宇森)監督が、新型コロナウイルスの影響で現在は自宅で構想を練る毎日を送っている。

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1989年公開の香港映画「狼/男たちの挽歌・最終章」のハリウッドでのリメークは、数年前からジョン・ウー監督が取り掛かっているプロジェクトの一つ。2017年に中国の映画情報サイトが初めて伝えたのち、「ブラックパンサー」などで知られる女優ルピタ・ニョンゴの起用も報じられていたが、昨年11月の第39回ハワイ国際映画祭(HIFF)に出席したウー監督自身が、ルピタ・ニョンゴがスケジュールの都合で辞退したことを明かしている。

米ロサンゼルス在住のウー監督は、新型コロナウイルスの影響で、現在は自宅にこもる日々を送っている。愛妻家で知られるウー監督だが、夫人の牛春龍さんが今年初め、脳の腫瘍を摘出する手術を受けた。このため現在は、夫人のために毎日3時間かけて香港式のスープを作り、「狼/男たちの挽歌・最終章」の構想を練る生活を続けている。

俳優チョウ・ユンファ(周潤發)主演の「狼/男たちの挽歌・最終章」は、米国では「THE KILLER」のタイトルで公開され、香港映画としては異例のヒットを記録。ウー監督のハリウッド進出のきっかけとなった作品だが、監督によると進出を決めたのは夫人の後押しによるもので、当時さっさと荷造りを始める様子を目にして、意を決したとのこと。夫婦の記念とも言える作品だけに、リメークについても慎重に作業を進めているという。(Mathilda

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