Record China 2020年5月17日(日) 12時30分
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14日、韓国・KBSは、次世代通信規格「5G」サービスが進んでいる8カ国を対象に5G、4G、無線通信Wi-Fiの速度を比較する記事を掲載した。
2020年5月14日、韓国・KBSは、次世代通信規格「5G」サービスが進んでいる8カ国を対象に5G、4G(第4世代通信技術)、無線通信Wi-Fi(ワイファイ)の速度を比較する記事を掲載した。韓国は5G実使用速度が2位、4GとWi-Fiは1位との結果が出たと伝えている。
記事は、英国の移動通信市場調査企業Opensignalによる調査を引用。5Gの速度ランキングはサウジアラビア、韓国、スイス、クウェート、豪州、スペイン、英国、米国となっている。韓国の5Gサービスの平均ダウンロード速度は224Mbpsで、1位のサウジは291.2Mbps、最下位の米国は52.3Mbpsだった。また、韓国のWi-Fiの平均ダウンロード速度は74.5Mbpsで、2位のスイス(73.9Mbps)をやや上回った。4Gサービスも韓国が53.7 Mbps、スイスが45.0 Mbpsで1、2位となっている。
5Gと4Gを比較しユーザーが実際に感じる速度の違いに関する調査で、最も体感速度が向上していたのはサウジアラビア(11.9倍)だった。韓国は4.2倍という結果が出ている。記事は「サウジと韓国の5Gの速度は同程度だが、相対的に韓国の4G速度が速いため、ユーザーの体感が劣る結果になったようだ」と説明している。
5G端末機を使用していても、基地局のない地域では自動的に4Gネットワークに接続されるため、サービス施行初期には5Gネットワークより4Gにつながる時間のほうが長くなる。4Gサービスと5Gサービス、それぞれの加入者を対象に、ネットワークにつながった時間を測定したところ、5Gにつながった時間の割合が最も高かったのはクウェート(34.9%)だった。サウジ(30.8%)が2位、韓国(14.2%)が3位だったという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「5G料金を払ってるのに、地方じゃ4Gにつながる。構築が完了するまで、料金は割り引くべきじゃないか?」「5G端末を売っておいて、つながるのは4Gばかり。顧客に対する詐欺じゃないか」「5Gサービスが始まって1年、いまだにソウルですらまともにつながらない」「結論。5Gに乗り換えるのはまだ速い」など、5Gに対する不満の声が殺到している。
また、「サウジのネットが一番速いというのが驚きだ」「井の中の蛙のマインドでいちゃだめってことだね」「この資料、信用できる?中国や香港、シンガポールも入ってない」などのコメントも上がっている。(翻訳・編集/麻江)
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