Record China 2020年5月15日(金) 21時20分
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香港のウォン・カーウァイ監督の最新作「繁花」について、いよいよ今年7月にクランクインすると中国メディアが報道。「花様年華」「2046」に続く3部作の最後を飾る作品となる。
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香港のウォン・カーウァイ(王家衛)監督の最新作「繁花」について、いよいよ今年7月にクランクインすると中国メディアが報道。「花様年華」「2046」に続く3部作の最後を飾る作品となる。
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ウォン・カーウァイ監督の最新作として5年前から制作が明らかになっている「繁花」は、1960〜90年代の上海を舞台にした作品。上海生まれのウォン・カーウァイ監督が、故郷への深い愛着から原作小説に魅入られ、全編上海語の映画にする意向を語っている。キャスティングについては以前、前作「グランド・マスター」でヒロインを演じた女優チャン・ツィイー(章子怡)、韓流グループEXOの華人メンバーだったクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)らの名前が挙がっていたが、ウォン監督は昨年3月のインタビューで未定であることを明かしている。
中国のニュースメディア大手・新浪(SINA)が13日、映画「繁花」が今年7月、浙江省にある撮影基地・横店影視城でクランクインすると速報。また同作が今年5月~来年3月にかけて、横店影視城の撮影スタジオを予約していると報じている。
いよいよクランクインする「繁花」に喜びの声が上がる一方、映画制作に長い時間をかけるウォン監督独自のスタイルに、果たして来春で撮影終了できるのかと懸念する声もある。映画「2046」は撮影だけで5年近くを要し、出演者の木村拓哉が「タイトルの通り2046年まで撮るつもりでは?」と語ったほど。記録によると最も短いのは「欲望の翼」(1992年)で約1年、最も長いのは「グランド・マスター」(2013年)で準備期間を含めて15年を費やしている。(Mathilda)
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