Record Korea 2022年3月5日(土) 9時30分
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4日、韓国・MBNによると、韓国のコロナ前と比較したコロナ後の経済成績が経済協力開発機構加盟国の中で上位に入るとの分析結果が出た。写真はソウル。
2022年3月4日、韓国・MBNによると、韓国のコロナ前と比較したコロナ後の経済成績が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で上位に入るとの分析結果が出た。
記事によると、ドイツ経済研究所(IW、ケルン)はこのほど、報告書「2年間のパンデミック:勝者と敗者は誰か」を発表した。
報告書はOECD加盟国19カ国を対象に、実質国内総生産(GDP)成長率、失業率、物価上昇率、実質家計所得、投資、債務残高対GDP比、株価の7つの指標について、コロナ前の2019年10~12月期と2年後の2021年を比較しランキング付けした。1位はデンマーク、2位はスウェーデン、3位には韓国が入った。一方、最下位の19位はスペイン、18位は英国、17位は日本、16位はドイツ、15位はイタリアとなった。
指標別にみると、実質GDPは19カ国の半分以上がコロナ禍でも成長したが、国別の差が大きかった。デンマークが5.2ポイントで最も大幅な上昇をみせ、その他はノルウェー(3.4ポイント)、ポーランド(3.2ポイント)、米国(3.1ポイント)、韓国(2.8ポイント)、オランダ(2.8ポイント)などとなっている。
失業率はギリシャ(マイナス3.0ポイント)やオーストリア(マイナス1.3ポイント)、韓国(マイナス0.5ポイント)などがコロナ前より下落したが、スペイン(1.3ポイント)やカナダ(1.1ポイント)、米国(0.9ポイント)などは上昇した。
報告書は「全般的にコロナ対応においてデンマークやスウェーデン、韓国などのように自由で体系の整った国が経済的にも良い成績を収めた」と評価したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「コロナが発生したのが文在寅(ムン・ジェイン)政権のときで良かった」「前の政権なら韓国はとっくに滅びていた」「この成績が文大統領の実力を示している」など現政権への称賛の声が上がっている。
一方で「政界が腐敗していても、毎日必死に働いて耐える国民が成し遂げた成績だ」「サムスンの半導体がなければビリだった」「経済成績では勝者なのに自営業者の自殺と破産が続出」「政府は勝者、国民と自営業者は敗者」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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