2013年12月16日、韓国・朝鮮日報は「金正恩時代、刃の上で踊る30歳の若き指導者」と題した記事を掲載し、金正日（キム・ジョンイル）氏の死から2年を迎える17日を契機に、正式な金正恩時代の幕が開くと報道した。17日付で中国網が伝えた。

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張成沢（チャン・ソンテク）氏処刑後、金正恩（キム・ジョンウン）第1書記は平壌の近くにある軍設計事務所で初めて公の場に現れ、15日には重点事業に据えられているスキー場の建設現場を視察。金第1書記はいずれの場所でも、満面の笑みを見せた。米国務院の関係者は、「張成沢氏の処刑は、金正恩政権の力を誇示するためではなく、同政権の残酷で無情な面を反勢力に知らしめるためだ」と分析。

このほか、今月13日には、祖国の繁栄に貢献した国民や軍人に対し金正恩名義で大規模な表彰式が行われた。これは張成沢氏処刑後に民心を落ち着かせる狙いがあったとみられている。（翻訳・編集/内山）