笑顔が最大の武器?映画顔負けのチャイニーズ・エンジェル―遼寧省瀋陽市

Record China    2007年5月18日(金) 11時14分

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2007年5月15日、レコードチャイナのカメラマンは遼寧省瀋陽市のボディガード訓練学校を訪れた。この学校では主に女性のボディガードを育てているのだという。

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2007年5月15日、レコードチャイナのカメラマンは遼寧省瀋陽市のボディガード訓練学校を訪れた。ボディガードといえば、ダークスーツに身を包んだ大男といったイメージがあるが、この学校では主に女性のボディガードを育てているのだという。

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女性のボディガードの需要は近年高まるばかり、と訓練学校の盧松(ルー・ソン)校長は言う。盧校長は元警官、3年前に東北地方初となるボディガード訓練学校を開校した。市場経済のもと、貧富の格差が拡大する中、資産家を狙った強盗事件・誘拐事件は後を絶たない。そのためボディガードの需要は高まるばかりだという。とはいえ、商談に筋骨隆々とした大男を連れて行けば、相手に不信感を抱かせることにもつながりかねない。そこで秘書という身分で帯同できる女性ボディガードが重宝するとのこと。いわば秘書・運転手・ボディガードの3役を1人でこなせるわけで、学校の卒業生は引く手あまただ。***

この高い要求をクリアするために、学校ではカンフー・テコンドー以外に、運転・外国語・法律・ビジネスマナーなど多くの教科が開講されている。もっともボディガードとして一番大事なのはやはり武術。武器の携帯が禁じられている中国では素手で相手と闘う必要がある。盧校長は「うちの生徒たちにはプロの技術を仕込んである。相手が退役軍人・武術学校の卒業生ぐらいなら、何人が相手でも問題ない」と断言、「それに武術だけじゃなくて、女性ボディガードには女性だけの武器もあるから。男にはそう簡単に負けないだろう」と太鼓判を押した。(翻訳/編集・KT)

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