日本でいう「三密」は気にせず?日常生活を取り戻し始めた台北の街

フライメディア    2020年5月22日(金) 21時20分

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新型コロナ肺炎が全世界の経済情勢に影響を与えている。日本をはじめ、ヨーロッパ各地でもロックダウンや緊急事態宣言の解除が徐々に行われ、打撃を受けた経済を取り戻そうという動きが出始めているようだ。

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新型コロナ肺炎が全世界の経済情勢に影響を与えている。日本をはじめ、ヨーロッパ各地でもロックダウンや緊急事態宣言の解除が徐々に行われ、打撃を受けた経済を取り戻そうという動きが出始めているようだ。

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台湾は感染者数ゼロが連続12日を記録し、市中感染に置いては連続37日間発生していない、事実上の封じ込めに成功しているようだ。現在世界に台湾のコロナ対策をアピールすべく、様々な経済対策がとられている。街には活気が戻り、週末のレストランも満席の様子を数多く見かけるようになった。

今回は台湾の下町とも言えるディープな観光スポット「龍山寺周辺エリア」の現在の状況をレポートしよう。台北で最も古いと言われている寺院「龍山寺」はかつての活気ほどではないが、ピーク時よりも参拝者は増え、熱心に祈りを捧げる人々を見かけるようになった。ちなみに龍山寺も他の寺院と同じく環境に配慮し、煙の出る線香の使用を廃止している。

平日の昼間でもこのように賑わいを見せている。日本でいう「三密」はここではあまり気にされていないようだ。それでも殆どの人々がマスクをしている。龍山寺周辺の通りは徐々に活気を戻しつつある。ではレストランや夜市はどうだろうか。

外食文化が根強く残っている台湾、歴史のある街では既にコロナ前とほぼ同じとも言える光景が広がっていた。平日でも人気の店には行列ができ、店内で食事をする人も多く見かけられた。

来年で百周年を迎える「兩喜號」。リニューアルし、フロアがきれいに生まれ変わっていた。常に満席状態のこともあり、コロナ対策でテーブルに仕切りが置かれているのが分かる。老舗の兩喜號もUber Eatsの宅配サービスを始め、沢山の人々が利用しているようだ。

龍山寺周辺エリアは地元民を中心に活気を取り戻し、日常生活にほぼ戻ってきたと言えるだろう。徐々に活気を取り戻して来た台湾、終息宣言が出るのが待ち遠しい。(提供/フライメディア)

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