2013年12月19日、年の瀬を迎えて人気タレントたちの年収ランキングがニュースを騒がせる中、香港メディアが最新版の映画出演料ランキングを発表。アクションスターのジェット・リーが1位となっている。鳳凰網が伝えた。

【その他の写真】

2013年度版の映画出演料ランキングで上位につけたのは、いずれも男性スターばかり。1位に選ばれたのは、映画1本につき6500万元（約11億円）とされたアクションスターのジェット・リー。ハリウッドスターとして、海外にも市場を持っているのが高額ギャラの大きな理由だ。

2位は同5000万元（約8億6000万円）のジャッキー・チェン。だがジャッキーの場合はこれ以外に、中国を除いた各国向けの版権を求める場合が多いという。

3位は、中国で「票房王（興行王）」と呼ばれるグォ・ヨウ（葛優）。香港最大のエンタメ集団・英皇娯楽集団（EEG）が彼の持つ数字に目を付け、5年間で映画3作をプロデュースする1億香港ドル（約13億円）契約を交わすほどだ。

4位は香港が生んだハリウッドスターのチョウ・ユンファ（周潤發）で、同3000万元（約5億円）。同額で並んだチャウ・シンチー（周星馳）は近年、俳優としての活動は少なく、今年公開された「西遊：降魔篇」は監督とプロデュースを務めている。こちらも同額のアクションスターのドニー・イェン（甄子丹）は、2009年の映画「イップ・マン」の大ヒットをきっかけに、ギャラの価格が一気に3〜4倍に高騰している。

7位は中国の俳優で映画監督のチアン・ウェン（姜文）で、同2000万元（約3億4000万円）。近年は監督としての活動が目立ち、今年の第70回ヴェネチア国際映画祭では、コンペティション部門の審査員に選ばれた。（翻訳・編集/Mathilda）