ネットユーザー数が1億4400万人に。農村へのブロードバンド普及も始まる

Record China    2007年5月19日(土) 15時41分

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2007年5月17日、「世界電信と情報社会の日」の記念式典で、情報産業部・奚国華(シー・グオホア)副部長は、中国のインターネットユーザー数が1億4400万人に達したことを明らかにした。今後、農村部にブロードバンド回線が普及するにつれ、ネットユーザーの数は加速度的に拡大すると見込まれる。

2007年5月17日、「世界電信と情報社会の日」の記念式典で、情報産業部・奚国華(シー・グオホア)副部長は、中国のインターネットユーザー数が1億4400万人に達したことを明らかにした。

この人数は今年の第1四半期時点でのもの。1億4400万人中、ブロードバンドユーザーが9700万に達するという。情報産業部の「第11期5か年計画」によれば、2010年には中国のネットユーザーは2億人に達する見込みだ。

中国のインターネット産業の発展速度は世界トップクラス。猛烈な規模の拡大を受けて、高額といわれてきたネット料金も大幅な値下がりが見込まれる。現時点でも農村へのブロードバンド回線は普及しつつあるが、料金の値下がりは加速度的な普及へとつながるとの見通しを奚副部長は示した。

一方、日本のブロードバンドは実態に伴わないイメージ先行でトラブルが目立つ。NTT東日本が提供しているBフレッツ光マンションタイプなどは、1本の光がマンションの建物(MDF)まで行き、各戸へは、従来通りのメタルの線で結ぶ。最大100Mbpsとはいうものの、多くのユーザー宅のスピードは、はるかに及ばない。従来のADSLよりも遅くなったケースもある。また、光回線で利用を促進している、光電話は障害が多く使用できなくなる事故がたびたび起きている。光OKなど実体の伴わない悪ふざけのCMを放映していて良いのだろうかと疑問を投げかける声が多い。(翻訳/編集・KT)

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