Record China 2020年10月18日(日) 22時20分
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15日、網易は、「今、われわれの国力は日本に比べてどれほど強いのか」とする文章を掲載した。写真は天安門広場。
2020年10月15日、網易は、「今、われわれの国力は日本に比べてどれほど強いのか」とする文章を掲載した。
文章は、日本と中国の国力について4つの点から比較している。まず、政治分野においては国連安全保障理事会常任理事国であり、今や米国と並ぶ超大国である中国が日本よりも大きな影響力を持っているとし、日本については「独立した自主権すらない。米軍が駐留し、米国に政治、経済、軍事いずれの面においても掌握されていて、米国の顔色をうかがわないと何もできない」と評した。
次に経済分野については「表面的なデータだけ見ると、中国の経済的な実力が非常に強いように思えるが、残念ながら深く分析をすると経済レベル、工業力いずれをとっても日本とはまだ相当な隔たりがある」と指摘。中国の「世界一」は付加価値の低い、労働集約型の製品の上に成り立っているとし、高い先進技術を持つ日本が「経済強国」であるのに対し、中国は単にボリュームだけの「経済大国」にすぎないと評している。
また、軍事分野では中国が戦闘力においても武器の先進性についても「日本より優勢である」と分析。核兵器に原子力潜水艦、ロケット軍、大陸間弾道ミサイル、そして230万人の軍隊を持つ中国が日本より強いのは「一目瞭然」であるとしたほか、日本は少数精鋭の武器をそろえているものの、総合的な武力は劣る上、自衛隊が専守防衛を旨としていることも日中間の差を生む大きな要因になっているとの見方を示した。
そして、科学技術分野については、中国が研究資金投入額、特許申請数いずれにおいても世界一の規模を持つのに対し、かつて世界トップだった日本はその数を年々減らしており、衰退の一途をたどっていると紹介。一方で日本も半導体設備や半導体材料、精密な工作機械などハイテク分野で世界をリードする技術力を持っており、工業用ロボットの使用率では中国を上回っているとした。(翻訳・編集/川尻)
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