米国が中国の新型コロナとの戦い映画化、中国ネット上では反発も―米華字メディア

Record China    2020年6月29日(月) 6時10分

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多維新聞は28日、「米ハリウッドが、中国で新型コロナウイルスの感染拡大が始まった最初の数週間をテーマとした映画の制作に着手したと伝えられ、中国のネット上で物議を醸している」と報じた。写真は武漢駅。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は28日、「米ハリウッドが、中国で新型コロナウイルスの感染拡大が始まった最初の数週間をテーマとした映画の制作に着手したと伝えられ、中国のネット上で物議を醸している」と報じた。

記事は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの26日付報道を引用し、「ハリウッドの制作会社SKグローバル・エンターテインメントは、中国で新型コロナウイルスの感染拡大が始まった最初の数週間と、未知のウイルスに遭遇した医師らの活動をめぐって物語が展開する映画の制作に着手した」とした。

続いて、脚本家のチャールズ・ランドルフ氏が、同映画について「パンデミックに関するスリラー映画というよりもむしろ医療ドラマになる」とし、「2021年初頭に中国で撮影を開始したいが、当局の許可を得る必要がある」と話していることを紹介した。

その上で、「この話が報じられると、すぐに中国のネット民の間で不満を引き起こした」とし、「自分たちの国でどのように感染が拡大したかを撮影したほうがよい。しかも感染拡大を抑え込めないほうが受けが良いのではないか」「自分たちの国が混乱して収拾がつかない状況なのに、全力で他人を中傷するのか」などのコメントが寄せられていることを伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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