李克強総理は29日、国務院常務会議を主宰し、「政府活動報告」の重要任務の分担を決定し、政策と活動の実施に力を入れ、今年の経済と社会の発展目標を実現させるよう求めました。

　閉幕したばかりの第13期全国人民代表大会第3回会議で採択された「政府活動報告」は、今年の経済と社会の発展目標と活動の重点を定めており、人民の願いを体現し、社会各方面のアイディアをまとめたもので、それを完全に実施すべきであるとしています。これを受けて会議では、「政府活動報告」の45方面の51の重要任務についてそれぞれ担当の部門を決定しました。

　会議ではまた、各クラス政府が党中央と国務院の決定や手配を実施し、感染拡大防止と経済社会の発展を総合的に推し進め、6つの安定（雇用、金融、対外貿易、外資、投資、見通しの安定）を巡り、6つの確保（住民の就労や生活、市場の主体、食糧とエネルギーの安全、下部機関の運営、貧困撲滅のための難関攻略や全面的小康社会の実現の確保）を実行に移すよう指示されました。そのうえで、難題解決と市場活発化のための大規模な政策実施に早急に取り組むこと、改革開放により力を入れること、より責任感と緊迫感を持ち、活動の実施を力強く行い、客観的なルールを尊重し、形式主義を厳しく戒めることが強調されました。（提供/CRI）