教科書に間違い、中国30カ所、日本208カ所―中国メディア

Record China    2013年12月27日(金) 0時32分

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24日、河南省鄭州市の作文訓練学校の校長はこのほど、出版社と書店に対し、中学1年向け国語教科書に「編纂された文章に不的確、作文ルールにのっとっていないなどの間違い」30カ所があると訴えた。

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2013年12月24日、河南省鄭州市の作文訓練学校の校長、彭幇懐(ポン・バンホワイ)さんはこのほど人民教育出版社、鄭州市新華書店に対し、出版・販売された中学1年向け国語教科書に、「編纂された文章に不的確、作文ルールにのっとっていないなどの間違い」30カ所があると訴えた。人民教育出版社は後日詫び状のなかで間違いが現われた理由について、今年に入り「義務教育課程標準実験教科書国語中学1年生上巻」を校正した際、締め切り間近だったため、校正上の問題が出た、と釈明した。中国青年網が伝えた。

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間違いが多数見つかったことについて人民教育出版社の担当者は、「弊社の教科書にこの類いの間違いは決して許されない。教科書の一般的な正誤率は1万分の0.25以内。この基準であればまったく問題ないが、今回の間違いは確実で、お詫びする。現在はチェック体制を立ち上げ、教師の正常な授業を遅らせないよう保証する」と述べた。間違い事件はしばらく、人々のお茶の間談義となった。

■アルファベットが抜けていた日本の教科書

日本では先ごろ、中学生の新年度教科書が出版された。しかし大切な教科書に意外にも間違い208カ所が見つかった。

間違いは文部科学省検定時に発見された。また、国語、英語、数学などの教科書に多様な過ちがあった。国語の教科書では目標の「目」について、日本語では「め」と読むのが、「ま」と記されていた。また、「ひらがな」が「ひらなが」となっていたのが見つかった。数学の教科書には間違いが多数判明、「20X−20X+16=0」と残念にも書かれていた。最も深刻だったのは英語で、「something」という簡単な単語でさえ「h」が忘れられていた。(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/TF)

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