Record China 2013年12月30日(月) 9時30分
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26日、上海日本研究交流センターの郁志栄研究員は、日中韓3国共同で東シナ海に海洋牧場の建設を呼びかける主旨の文章を環球時報に寄稿した。写真は東シナ海の中国漁船。
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2013年12月26日、上海日本研究交流センターの郁志栄(ユー・ジーロン)研究員は、日中韓3国共同で東シナ海に海洋牧場の建設を呼びかける主旨の文章を環球時報に寄稿した。
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日中韓3カ国はアジアで重要な作用を発揮している。この3カ国が協力するか、あるいは対抗するかで、アジアだけでなく世界全体に違った結果をもたらすことになる。しかし、現在はこの3カ国の関係は極めて微妙であり、矛盾や衝突も少なくない。3カ国は積極的に問題解決に取り組み、協力関係を発展させ、経済でもって政治を動かし、プラスのエネルギーを生み出さねばならない。
日中韓3国が海洋分野で協力する可能性は大きい。プロジェクト項目も多く、簡単なものから、近場から取り組んでいくべきだ。今、最も成功する可能性の高いものは、東シナ海における海洋牧場の共同建設だ。90年代、日本の遠洋水産研究所の専門家は、東シナ海すべてを大きな養殖場ととらえ、日中両国さらには他の国々も参加し、共同で海洋牧場を建設すれば、漁業権の問題を解決することができると主張していた。残念なことに、この提案が当時の業界や政府の関心を集めることはなかった。
今、再び強調したいのは、海洋牧場共同建設の現実的な意義と深遠な影響力である。漁業権や領有権をめぐって対立している日中韓が協力し合うことで、その意義はさらに高まるだろう。海洋牧場で育てるのは魚だが、稼ぐのはお金。しかし、その間に育んだ感情は3カ国に海洋での平和や調和、友好をもたらすだろう。(翻訳・編集/本郷)
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