<米国人が見る東アジア>和食と中華料理はどちらがおいしいか?〜台湾料理の説明を添えて〜

Record China    2014年1月1日(水) 11時33分

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日本と台湾の料理の良い点(言い換えると私が好きなところ)について書きたい。ただし、その前に中華料理と台湾料理の違いを説明する。(文:McNeil )

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この前、アメリカ人にとって日本語と中国語、どちらの方が難しいかという題目について書いた。日本に留学した経験があり、台湾に住んでいるアメリカ人なので様々な人からこのような質問がよく尋ねられる。私は特に中立の視点を持っていると思わないが、日本人や台湾人よりは偏っていないだろう。最近、東京から友達が台北に旅行しに来て、彼らの問いがきっかけとしてあの作文を書いた。私は夕飯を食べている間に“日本料理と中華料理、どっちの方が好き?”と聞かれた。こういう質問に対しては、まるで政治家のようにもう準備されている答えがある。“難しいな…まぁ、両方好き”――誰が聞いても当たり障りのない答えだろう。しかしこれでは会話にならなくて、そして今回の記事もここで終わってしまう。なので日本と台湾の料理の良い点(言い換えると私が好きなところ)について書きたい。ただし、その前に中華料理と台湾料理の違いを説明する。

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まず、中国人や台湾人に“今晩、中華料理を食べよう”と言ったら、彼らは首をかしげるかもしれない。“中華料理って何?”という問いはなかなか答えにくいから。“ヨーロッパ料理って何?”と同じような質問。ヨーロッパと同様、中国では各地に独特な料理があり、食生活も地方によって違う。なので、中国語で中華料理について話すときに普段は地方で分類する。この考え方は関連のことわざがあるほど古い。昔、“東酸西辣、南甜北鹹”と言われていた。例を挙げると中国の西方にある四川省の料理には、とうがらしやラー油がたっぷり、辛い鍋物などが多い特徴がある。そして北方にある山東省の料理にはしょっぱい麺類や水餃子などがメイン。現在では、グローバル化と経済発展が発展したため、大都市では全ての地方料理が食べられる。

台湾料理は別のもの。福建省や広東省などからの移民は台湾料理に最大の影響を与えた。台湾料理では海鮮、ねぎ、にんにく、パクチー、ピーナツなどがよく使われている材料だ。そして地方によって代わるが台湾の原住民とほかの少数民族の影響も見える。そのうえ1945年から1950年にかけて200万人以上が中国大陸から台湾に移民した。彼らは各省から来て、自分の料理習慣も持ってきた。加えて日本とアメリカの影響も明らかだ。現代台湾の朝食には様々な台湾独自のハンバーガーやサンドイッチがあり、たくさんのレストランで味噌汁、カレー、親子丼などが簡単に手に入れられる。つまり、台湾の歴史が料理に反映している。

ちょっと脱線したが、私はどこの料理が一番好きかというと、日本料理。次回の記事でなぜ日本料理の方が好きなのかを答えようと思う。そしてアメリカ人の視点から台湾と日本の料理をもう少し比べてみる。(文:McNeil )

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