<靖国参拝の影に生きる、中国に住む日本人たちの実態:4-1>日本人は中国から「逃げていない」

Record China    2013年12月28日(土) 12時37分

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24日、新華網は「中国の日本人分布地図」と題した記事を掲載した。在中国日本大使館が提供したデータによると、13年10月時点で在留する日本人は1949年以降で最高を記録。写真は11月23日、北京日本人学校の体育館で行われた将棋大会。

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2013年12月27日、安倍首相の靖国参拝に対し中国では批判の声が相次いでいる。日本政府は、中国側に在留邦人・企業などの安全確保に万全を期すよう要請するなど、日中関係はさらに緊張度を増している。冷え込みが深刻化するなか、「中国に住む日本人の実態を垣間見る」との思いから4回にわたり紹介する。

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24日、新華網は「中国の日本人分布地図」と題した記事を掲載した。在中国日本大使館が提供したデータによると、2012年10〜13年10月時点で、3カ月以上の長期滞在者と永住者を合わせた中国(台湾を除く)に在留する日本人は15万300人となり、1949年以降で最高を記録した。海外在留日本人の総数は124万9500人。国別では米国が41万900人でトップ。中国がそれに続く。

在留日本人の数はここ数年落ち込みを見せていない。2008年に前年比1977人減った程度だ。外務省の統計から都市別の在留邦人数を見ると、首位は米ロサンゼルスで7万1400人。上海が2位で5万7400人。以下、米ニューヨーク5万3300人、タイ・バンコク3万9900人、英ロンドン3万8300人と続く。上位50位までに中国の10都市がランクインしている。内訳は、上海・北京のほか、蘇州(18位、1万700人)、台北(26位、8028人)、広州(28位、7010人)、深セン(33位、5164人)、大連(34位、4905人)、天津(42位、3157人)、東莞(45位、3029人)となっている。(翻訳・NY/編集・内山

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