Record China 2020年6月3日(水) 20時40分
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反体制活動を阻止する香港の「国家安全法」導入を支持するジャッキー・チェンについて、過去の発言に対し、「自分の私生活のほうが乱れている」とネットユーザーが猛反発している。
反体制活動を阻止する香港の「国家安全法」導入を支持するジャッキー・チェン(成龍)について、過去の発言に対し、「自分の私生活のほうが乱れている」とネットユーザーが猛反発している。
中国は先月28日、香港での反体制活動や外国からの介入を阻止することのできる国家安全法の導入を決定した。「一国二制度」が形骸化し、言論や表現の自由が圧迫される可能性もある国家安全法だが、このほどジャッキー・チェンを筆頭に、芸能界や関連団体から2605人が連名で声明文を公表し、導入への支持を表明した。
これをジャッキー・チェンの中国への忠誠心アピールと見て、香港や台湾を中心にネット上で批判の声が高まる中、過去の“愛国発言”を伴うインタビューや動画が次々と掘り起こされ、再注目されている。
2009年のインタビューでは、「自由はないほうがいい。今のわれわれは自由すぎて乱れている。だから香港や台湾はこんな様子になった」と語っているが、ネットユーザーからは「自分の私生活のほうが乱れている」との声が。過去に自身の不倫を「男性なら誰でも犯す過ち」と語り、不倫相手との間に誕生した娘に無関心だと報じられ続けていることが根底にある。
さらにネット上では、これまでにジャッキー・チェンが正義感にあふれる香港の警察官を演じて人気を獲得し、香港映画界に支えられて世界的な人気を得たことについて、「恩を忘れた」と怒りや嘆きの声も。自らが自由を享受してきたことを棚に上げて、次世代の香港人に束縛を押し付けるのかと反発する声もある。(Mathilda)
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