Record China 2020年6月3日(水) 18時40分
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3日、韓国メディア・韓国日報によると、ソウル近郊の烏山市の市庁前広場に設置されている慰安婦像が、何者かによって傷つけられていたことが分かった。写真は烏山市。
2020年6月3日、韓国メディア・韓国日報によると、ソウル近郊の烏山(オサン)市の市庁前広場に設置されている慰安婦像が、何者かによって傷つけられていたことが分かった。
記事によると、この慰安婦像には額と左目、鼻の部分にくぎのようなもので引っかいたとみられる傷が鮮明に残っているという。また、元慰安婦支援団体の尹美香(ユン・ミヒャン)前理事長に、寄付金の不正流用などの疑惑が取り沙汰される中、先月27日には「尹美香を拘束せよ」と書かれたプラカードが首に掛けられていた。さらに、像の横のいすの背もたれ部分には、手錠のようなものが垂れ下がっていたほか、尹前理事長の写真も置かれており、これらは市民団体が撤去したという。
警察は捜査に乗り出す方針だが、像は防犯カメラの死角部分に設置されており、誰がいつ犯行に及んだのか特定するのは困難という。同市の関係者は「傷つけ行為が確認された直後に、庁舎の正門前の防犯カメラの向きを像の方向に変えた。新しい防犯カメラも設置する」と話している。像も近く補修する予定だという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは、「慰安婦像を傷つけるようなことをする者は、韓国の国民ではない。恥ずかしいことだ」「一体、誰がこんなことをしたのだろうか?」「どうしてこんなことをしたのか理由を聞きたい」「なぜこんなに心がゆがんだ人間が多いのか」「いつか必ず罰を受け、後悔する日が来るだろう」などと怒りの声が多く上がっている。
また、「慰安婦問題を尹前理事長の疑惑と絡めて考えるのは間違っている」と指摘する声や、「私の地域では、像が設置された時は話題になったが、その後管理されず放置されているよ」と管理がなおざりなことを嘆くコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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