日中関係の改善、安倍政権下では望み薄、「中国は決して日本と対話しない」―中国元高官

Record China    2013年12月29日(日) 12時17分

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27日、韓国訪問中の中国・全国政治協商会議外事委員会前主任・趙啓正氏は、「日中関係の改善は安倍政権下では望み薄」とする見解を示した。写真は靖国神社。

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2013年12月27日、韓国の聯合ニュース中国語サイトによると、韓国訪問中の中国・全国政治協商会議外事委員会前主任・趙啓正(チャオ・チージョン)氏はメディアの取材に応じ、「日中関係の改善は安倍政権下では望み薄」とする見解を示した。

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安倍晋三首相は1度目の首相就任時、「政冷経熱」の日中関係を積極的に改善すると述べていたが、2度目の就任でその姿勢は大きく変化した。首相就任中に日中関係を改善する望みなど、安倍氏は抱いていない。

安倍氏に対して印象深い出来事がある。1つは、安倍氏が機体に「731」と書かれた自衛隊機に乗り込んだことだ。「731」と聞いて中国人が思い浮かべるのは、旧日本軍が人体事件を行った「731部隊」だ。安倍氏が故意にこの訓練機に乗ったことは、人類の尊厳に対する挑発である。さらに、安倍氏が旧日本軍の中国侵略を「侵略」と認めないこと。そして、村山富市元首相が1995年に発表した「村山談話」を、安倍氏が改変しようとしたことだ。

今回の安倍氏の靖国神社参拝で、彼を信用できない理由がまた一つ増えた。安倍氏の今回の行動を中国、韓国、米国が評価することは決してない。日中韓の間の首脳会談開催について各界が注目しているが、中国は日本と対話はしない。これは中国政府と国民の共通の認識だ。(翻訳・編集/本郷)

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