【観察眼】グローバルな環境課題に共同対処しよう

CRI online    2020年6月5日(金) 17時5分

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1972年6月5日、スウェーデンの首都ストックホルムで開催された国連人間環境会議で、『人間環境宣言』が採択された。同年、国連は6月5日を「環境の日」と定めた。 「環境の日」の制定は、世界各国の人々の環境問題に対する関心を反映し、美しい環境への憧れを表した。しかし、ここ数十年、人...

1972年6月5日、スウェーデンの首都ストックホルムで開催された国連人間環境会議で、『人間環境宣言』が採択された。同年、国連は6月5日を「環境の日」と定めた。

 「環境の日」の制定は、世界各国の人々の環境問題に対する関心を反映し、美しい環境への憧れを表した。しかし、ここ数十年、人間の活動による影響が絶えず拡大し、環境への汚染と破壊はますます深刻化している。今の世界は依然として、地球温暖化、生物多様性の減少、森林資源の急激な減少、土地の砂漠化、大気汚染、水質汚染など、数多くの環境問題に直面しており、環境保護は一刻の猶予も許さない。

 人類は運命共同体だ。環境を守ることは、全世界共通の課題と責任である。最大の発展途上国である中国は一貫して生態文明の構築を非常に重視し、持続可能な発展理念の堅実な支持者であり、積極的な実践者でもある。昨年、NASA・米航空宇宙局などの機関の発表によると、2000年から2017年まで、世界で新しく増えた緑地のうち、25%以上が中国によるもので、世界の緑の増加に対する中国の貢献度は世界一であるという。

 一方、全世界が共に環境課題に取り組んでいる中、米国は地球温暖化などを無視して、昨年11月4日、170以上の国の首脳が調印した気候変動に関する国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を国連に通告した。この無責任な離脱は、気候問題の解決に大きな困難をもたらした。気候変動は人類が直面する共通の課題であり、国際社会のすべてのメンバーが手を携えて対応すべきである。

 人類の発展史の中で、経済・社会の急速な発展に環境破壊と資源の無駄遣いを伴ってはならないことが、ますます明らかになっている。「緑水青山就是金山銀山(澄んだ水と青い山こそが金山であり銀山である)」。良好な生態環境には無尽蔵な経済的価値が潜んでおり、富を絶え間なく創り出す可能性も育まれている。地球は1つしかない。生態環境を守ることは世界共通の責任である。中国は各国と共に、我々の家である地球を美しくしていきたい。(CRI日本語論説員)

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