敵対する日中、意外にも「似た者同士」の習国家主席と安倍首相=過去の亡霊にとらわれた両者―仏メディア

Record China    2014年1月4日(土) 15時41分

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3日、AFP通信は、中国の習近平国家主席と安倍首相を比較し、「両者は表面上敵対の姿勢を保持しているが、経歴や立場は非常に似ている。これは両国関係に対し長期的な影響を及ぼす可能性がある」と分析した。写真は日中関係を報道する中国の新聞。

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2014年1月3日、AFP通信は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と安倍首相を比較し、「両者は表面上敵対の姿勢を保持しているが、経歴や立場は非常に似ている。これは両国関係に対し長期的な影響を及ぼす可能性がある」と分析した。

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香港中文大学の時事評論家であるウィリー・ラム(林和立)氏は、「両者の性格と経歴が似ていることは非常に重要な意義を持つ。習国家主席も安倍首相も民族主義を強力なツールとみており、同ツールで自身の地位をより強固なものにしようとしている」と分析している。面白いことに、2013年12月26日に安倍首相は靖国を参拝し、習国家主席は毛沢東を記念して建てられた記念堂を訪れている。日本の専門家は「両者は過去の亡霊にとらわれ、新しい道に目を向けていない」と指摘している。

さらに中国の専門家は、「中国は実力を増している一方で、道徳は衰退している。安倍首相は22年間にわたる低迷からの脱却を図っているが、そのためには民族主義を強化し、歴史を書き換える必要があると考えている。安倍首相は民衆により積極的な日本のイメージを与え、軍備を強化し、国際社会で有利な立場を築こうとしている」と発言した。(翻訳・編集/内山

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