2014年1月4日、米カリフォルニア州グレンデールの公園に建てられた慰安婦を象徴する少女像について、米国男性がホワイトハウスの請願受付サイトで像の撤去を求める投稿を行い、1日時点で10万人が署名したと複数の韓国メディアが伝えている。韓国メディアは報道で、「米国人男性は『像は日本国民に対し憎悪を助長している』として署名を集め、日本の右翼団体が組織的に署名した」と指摘している。

【その他の写真】

同サイトでは、30日以内に署名が10万人以上集まった場合、ホワイトハウスが投稿について回答する決まりになっているため、ホワイトハウスがどのように回答するのかに注目が集まっている。署名が10万人に達したニュースは中国でも伝えられ、ネット上では多くのユーザーが意見を投稿した。以下は代表的なコメント。

「中国も被害国のはずだ。なぜ何の反応もないのだ！」

「像を設置したのは韓国系米国人で、設置に反対しているのは日本系米国人。傍観しているのは中国系米国人だ。中国人の反日は口先だけだ！」

「結局のところ、第2次世界大戦の東アジア被害国の影響力が小さすぎるのが問題なのだ。中国の中枢は悪に満ちており、韓国は日本と同じ国を頼っている。影響力を増すためには富国強兵しかない。仮にいま日本が中国に寄り添えば、今後も周辺地域で大国としての力を発揮できるが、この最終電車に乗れるかどうかは日本次第だ」

「慰安婦像を設置するなら、シンガポールのような東南アジアの国のほうが現実的なのでは？」

「像を撤去したからと言って、歴史を変えられるわけではない。実に愚かな考えだ」（翻訳・編集/内山）