黒幕は中国人!?=世界遺産「グレート・バリア・リーフ」海域で違法漁業が横行―豪メディア

Record China    2014年1月7日(火) 0時29分

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6日、環球時報によると、オーストラリアのメディアは5日、同国のグレート・バリア・リーフ北部の海域で漁民による違法操業の背後には、中国人が暗躍していると指摘し、注目を集めている。写真は中国漁船。

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2014年1月6日、環球時報(電子版)によると、オーストラリアのメディアは5日、同国のグレート・バリア・リーフ北部の海域で漁民による違法操業が横行し、同海域の漁業資源が強奪されていると伝えた。違法操業の背後には中国人が暗躍していると指摘し、注目を集めている。

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報道によると、グレート・バリア・リーフ北部の海域ではナマコやアワビのほか、ウミガメやサメなども違法に漁獲されている。オーストラリア政府は、「同海域で捕れたナマコは、香港を経由し中国本土に運ばれると確認が取れている」と語った。一方、グレート・バリア・リーフの北に位置するパプアニューギニアの漁民の多くは、同国東南部の港に出没する華人組織が違法操業の黒幕だと話している。

パプアニューギニアの漁民らは、グレート・バリア・リーフ周辺の生態環境を保護するため、違法操業者に対し法的措置の行使を準備している。現地住民のダイバーは、違法操業者と現地漁民の関係は非常に緊迫しており、現地人の間では「海上戦争」と形容されるほどだと語っている。

環球時報の報道によれば、オーストラリアにおける華人の違法な漁獲は確かに存在している。現地人はナマコやアワビを日常的に食べることはないが、華人の間では高値で販売できるため、金に目がくらんだ輩が違法行為に走っている。さらに、オーストラリアの漁獲規制が厳しいために、漁業資源が豊富なのも原因の1つだと伝えている。(翻訳・編集/内山

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