彼女宅に居候する若者、家賃・食事代を支払うべき?―中国メディア

Record China    2014年1月6日(月) 12時11分

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6日、彼女宅に居候する若者は家賃・食事代を支払うべきだろうか?

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2014年1月6日、中国のある未婚の若い女性が、次のような悩みをネット上に投稿した。楚天金報が伝えた。

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「我が家に毎日寝泊まりし、飲み食いしている彼氏に対して、私の母親が『居候代』として毎月500元(約8600円)を支払うよう、彼に要求した。だが、彼は最初の1カ月分を払っただけであとは知らん顔。母親は、彼のための食材、果物、おやつの買物を欠かしたことはない。我が家は経済的にそれほど裕福ではない。500元という居候代は高すぎるのだろうか?母親と彼との板挟みで本当に悩んでいる」。

 

楚天金報の公式ミニブログ(微博)が2日、「彼氏が居候代500元を支払わない」問題をめぐり、微博上で調査を行った。その結果、「女性の母親の言い分は至極もっともだ。そもそも居候している男性は女性の母親に催促される前に自分から進んで居候代を渡すべき」という意見のネットユーザーが8割を占めた。あるネットユーザーは「彼女の家に居候し、ただ飯を食っている上に500元も払わないとは、本当にあきれたものだ!」と憤慨気味だ。しかし一方で、「女性の母親はちょっと冷たいのではないか」という意見もあった。さらには、「なんなら僕が払おうか?500元で食べ物、飲み物、さらには彼女まで付いてくるなんて!」と皮肉まじりのコメントもあった。

漢口市の銀行で働く女性・劉(リウ)さんには、1歳2カ月の子どもがいる。お姑さんが家で炊事や子守りをしてくれている。劉さんは、「居候代を請求する女性の母親の行為は、至極当然だと思う。男性は、居候代を払わないのなら、彼女の家で食事や寝泊まりをすべきではない。私の場合は、姑に毎月1000元(約1万7200円)あまりを家計の補助として渡しているが、これは当たり前のことだ」と書き込んだ。

武漢市に住む王(ワン)さんは、「女性の母親のやり方はあまりにも一方的では?男性に食材や日用品を買ってきてくれるよう頼むなど、いくらでも別の方法がある。直接金銭を要求するのはいささか人情味に欠けていると思う」とコメントした。

▼武漢市で結婚・恋愛問題を専門とする賈洪武(ジア・ホンウー)氏は、この問題について、次のような見方を示した。

女性のお母さんが居候代を請求した背景には、複数の原因がある。この家の経済事情がそれほど良くなければ、男性の生活費や食事代は確かに家計を圧迫する。よって、母親が居候代を請求するのももっともだ。また、男性側にとっても、消費に対する考え方を見直すきっかけになり、日用品などを積極的に買って、女性宅の家計を補うことが必要などと気づくだろう。別の面から見ると、2人はまだ結婚していないのに、男性は女性の実家で毎日寝泊まりし、食事している。女性の母親は、娘の体面を考慮して、500元の居候代を請求するという形で、遠回しに2人にプレッシャーをかけている可能性もある。この女性の場合は、意思の疎通と両者の調整をしっかり行い、母親が居候代を請求する本当の原因を解明し、ぎくしゃくしている母親と彼氏の関係が修復するように上手くリードすべきだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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