「中国こそヴォルデモート卿」駐英日本大使が反論=英紙で日中大使が中傷合戦(上)

Record China    2014年1月7日(火) 12時13分

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6日、日本の林景一駐英大使は英紙デイリー・テレグラフに寄稿し、中国の劉暁明駐英大使が1日付同紙で日本を人気小説『ハリー・ポッター』に登場する悪の首魁ヴォルデモート卿になぞらえたことを受け、「中国こそがヴォルデモート卿だ」と反論した。写真は劉大使。

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2014年1月6日、環球時報によると、日本の林景一駐英大使は英紙デイリー・テレグラフに寄稿し、中国の劉暁明(リウ・シャオミン)駐英大使が1日付同紙で日本を人気小説『ハリー・ポッター』に登場する悪の首魁ヴォルデモート卿になぞらえたことを受け、「中国こそがヴォルデモート卿だ」と反論した。

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中国の劉大使は1日付同紙に寄稿した文章の中で、安倍晋三首相の靖国神社参拝を批判し、「もし日本の軍国主義が『ハリー・ポッター』におけるヴォルデモート卿だとするなら、靖国神社は国家の魂の最も暗黒の部分を象徴する分霊箱だ」と主張した。

林大使は記事の中で、「東アジアは岐路に立ち、中国の前には2つの道が開けている。1つは対話を求め、法を厳守する道。もう1つは中国がヴォルデモート卿の役を演じ、軍拡競争と緊張激化という悪を解き放つ道だ」とした上で、「日本はこの地域に緊張をもたらそうと考えたことはない」と主張した。

林大使はまた「中国政府は日本の指導者との対話を一貫して拒んできた。中国がもはや存在しない70年前の軍国主義という亡霊を呼び出し続けることをやめ、前へ進むことを、私は期待している」とした上で、「20年にわたり軍事費を毎年10%増やしてきた国が、隣国を軍国主義者と称するのは皮肉だ」と批判した。

安倍首相の靖国神社参拝について、林大使は、戦争で亡くなった人への敬意を示したものだとした上で、「戦犯を尊重したり軍国主義を称賛するものでは決してない」と主張した。(翻訳・編集/NY)

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